夏休み宿題片付け隊2021 レポート

みんなの夏休みの勉強をサポート。宿題や自由研究を見てくれるボランティアの人もいます。ボードゲームやアナログゲームもいろいろあって遊べます。お昼には食育も兼ねてご飯が出ます。

日時:8月2日(月)、3日(火)、5日(木)9:00~17:00 途中帰宅もOK
場所:大町市総合福祉センター 大会議室、休憩娯楽室、
対象:大北地域の小学生・中学生(小学校2年生以下は保護者同伴)
参加者:58人(中学生48、小学生10、兄弟姉妹10組)、スタッフ・ボランティア 11人
   8月2日 33人、8月3日 29人、8月5日 33人  のべ 95人
参加費:無料
持ち物:筆記用具、宿題、自由勉強、飲み物
主催:(特)ぐるったネットワーク大町
協力:大町ロータリークラブ
後援:北アルプス地域子ども応援プラットフォーム、大町市教育委員会、池田町教育委員会、松川村教育委員会、白馬村教育委員会

今年もコロナ禍の中で行われた「宿題片づけ隊」、マスク・換気・手洗いを徹底して無事終了しました。午前はかなり真面目に宿題が課題に取り組み、集中力が落ちる午後には読書やポスターなどに取り組んでいました。9割近くから「宿題がはかどった」との感想が寄せられ、目的はほぼ達成したと言えます。
当初予定していた食育は調理室がコロナで使えずお話だけになり、昼食は黙って食べる静かな時間でしたが、家では食事の話も多かったようで、子どもたちの印象に残ったことは嬉しいことでした。
ボードゲームは10種類余り持ち込み、休み時間に熱中する姿も見られました。「楽しかった」「新しい友達ができた」「また参加したい」との声も多く、長時間の室内でも子どもたちにとって有意義な時間となったようです。
参加申込が2日で定員になり、定員を増やして開きましたが、大町市外からの参加も半数近くで、昼食付で子どもが過ごせる場所へのニーズ、期待の高さが保護者アンケートからうかがえました。

2階の大会議室は小5~中学生部屋。
黙々と勉強したり読書したりしていました。
3階の娯楽休憩室では寺子屋風の教室に。
ボードゲームやお絵描きも楽しみました。
ポスターの課題をやった子も数人 地図の記号を使って理想の町を描いてみた!
楽しいボードゲームの時間 初めて会う子ども同士の距離をぐっと縮めていました。
メリハリある時間配分がよかったとの声も。 5日の休憩タイムには、コンディショニングトレーナーによる体操で体をほぐしました。

参加者の感想

  • 大人の人たちがわかりやすく教えてくれたりしたので、宿題がすぐかたづきました。
  • お昼とかの量が多かった。ゲームとかできて楽しかった。
  • しっかりやる時間とゲームをする時間にわかれていて、少しだけど集中できた。
  • ボードゲームなど、と中と中にきゅうけいをきまった時間に入れてあるので、やすみながら楽しく宿題ができたのでよかった。
  • 勉強の後におやつも出てゲームもできたので、とても楽しかったです。
  • 友だちがいっぱいできてうれしかったです。

保護者の感想

  • 子ども達はお弁当も美味しく夏休みの思い出になり楽しかったようです。親は大町までの送り迎えが少し大変でしたが、無料で参加させていただけるので大変ありがたかったです。
  • 子供が、帰ってくるなり食事の説明や、あれが美味しかった、おやつが食べてみたかった(おやつ前にお迎えで食べられなかった)ととても興奮しておりました。宿題も、初めての一研究で、親もどう教えていいかわからず、手伝ってもらえたことにとても感謝しております。
    チラシを見た時に、お昼とおやつが出るとあってびっくりしましたが、出てきたものがとても豪華なものだったらしいので、ダブルで驚きましたし、感動しました。来年も是非参加したいです。
  • お弁当、おやつが地域のお店のものでとても豪華だったようで、やはり子供には食べ物の魅力は大きいなと思います。コロナが落ち着けばですが、地域の特産品などを食べたり、学んだり食育を兼ねた催しにすれば、費用がかかっても参加する価値はあるのではないかと思いました。
  • とても楽しかったようですし、家で1人だとだらだらしてしない宿題もほとんど終わらせてきました。とてもはかどったようです。無料なのにいろいろご馳走になったようで、本当にありがとうございました!
  • 子供が楽しく過ごせた様で、良かったです。教えて下さった方の氏名をネームプレートにしてほしいです。こちらの情報は伝わっていますが、講師の方の名前も何も分からず、ちょっと不安ではありました。
  • 家では他の事に気を取られ、課題が進みづらかったので、今回の参加で手をつける事が出来、本人も親もとても助かりました。
  • お弁当に関して、家でメニューを見せて詳しく説明してくれました。普段家では食べない食事を他の子ども達と一緒に食べることも一つのビッグイベントだと感じました。初日を終えた時点で「来年もあれば参加したい。ってアンケートに書いた」と少し照れながら教えてくれました。完璧に終わらせた「なつやすみちょう」を見るととても丁寧な字で字も数字も書いてあり、良い時間が過ごせていたんだなと分かりました。
  • 子供が1日目から勉学もはかどり、先生方もご丁寧に教えて下さったと大喜びでした。3日間でなくもっとあればいいなと言っていました。お弁当がとても美味しいとこれもまた大満足だったようです。
  • 子どもたちが帰宅後参加して楽しかった、よかったと、とても良く話してくれて、行かせてよかったと思いました。特に昼食は普段口にしないような食材で、大興奮で話してくれました。

*本事業は休眠預金を活用した民間公益活動(2020年度採択事業)です
指定活用団体:一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
資金分配団体:公益財団法人長野県みらい基金