日本の高山にしかいない鳥、ライチョウ。その数はどんどん減って絶滅が心配されています。大町市の山岳博物館ではライチョウを飼って増やす研究をして、ナラの新芽を乾かして一年中使えるエサを開発しました。
ライチョウについて学び、餌づくりを手伝うことで、ライチョウの保全につながるイベントを開催しました。
日時:2021年5月22日(土)9:30~15:00
9:30~9:40 山岳博物館 集合・あいさつ・班分け
9:40~11:30 ライチョウの解説(山岳博物館 栗林勇太さん)
11:30~12:00 移動(各自でお願いします)
12:00~13:00 千年の森集合・昼食
13:00~15:00 ナラの間伐・葉っぱつみ(千年の森 朝重孝治さん)
場所:(午前)大町山岳博物館、(午後)千年の森自然学校
対象:主に小学生とその保護者
定員:20名
参加費:小中学生500円、大人1,000円(保険代、博物館入場料を含む)
持ち物:飲み物、昼食、帽子、野外で動ける服装・靴、雨具
参加者の感想
・ライチョウの数が少ないことは分かっていたけれど、実際話をきくとライチョウを守りたいという意識にかわりました。子どもと餌づくりに関われたことは貴重な体験でした。これからも参加できればと思います。
・子どもが参加しやすい内容でよかった
・博物館の見学やお話しも興味深く、葉っぱ取りや森遊びもとても楽しかったです。気持ちよかった!
・ライチョウについていろんなことが知れて楽しかったです。子どもたちは少しだれてしまう時間があったので、その間楽しめるようだとよいと思います。
・ライチョウの生態を詳しく知ることができて関心が高まった。他の家族の子ども同士仲良くなって交流が深まった。
・子どもと楽しむイベントだと思ったが、子ども向けではないかなと思った。延々と葉っぱをむしるのが辛い。
イベントのレポート動画はこちら
SDGs:目標15「陸の豊かさを守ろう」
ターゲット15.4 生物多様性をふくむ、山地の生態系を保全する。
ターゲット15.5 絶滅危惧種を保護し、絶滅させないよう緊急の対策をする。
主催:特定非営利活動法人 ぐるったネットワーク大町
共催:千年の森自然学校
協力:大町市立大町山岳博物館
後援:大町市教育委員会
*本事業は休眠預金を活用した民間公益活動(2020年度採択事業)です
指定活用団体:一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
資金分配団体:公益財団法人長野県みらい基金